「別に何か用がある訳じゃないんだけどね」と母から電話が来ました。

「ちょっと事件があったから」と興奮気味です (*ノ・ω・）ノ

 

どうやらオレオレ詐欺から電話があったようですｗ

弟からの電話って言ってたけど、本当に名前を確認したの？と聞いたら、「そう言われた気がした･･･」って。

怪しいもんだなぁ （´ヘ｀；）

 

つらつらと一連のやり取りを書いてみたものの、自分で読み返すと分かりにくかったので、ここからは母の話を元に会話形式に編集してお届けします (｀･ω･´)ゞ

多少誇張があるかもしれませんが、まぁご愛敬 (⌒・⌒)ゞ

 

 

事の発端は前日の夜。1本の電話を母が受けて、それを弟からの電話だと母が思い込んだところから始まります。

オレオレ詐欺の男（以下‘オ’）「最近嫌がらせ電話が携帯に頻繁にかかってくるようになって、警察にも行ってみたんだ。そうしたら、もう電話番号を変えるしかないって言われたから、電話番号を変えることにしたんで、今度からこっちにかけて。」

母 「なんか声が変だけど、本当に弟？」

オ 「うん。扁桃腺が腫れちゃって、声が変になっちゃったんだ。でさ、ちょっとこの電話番号の方に、つながるか確認したいから、携帯から電話してくれない？」

—　携帯より言われた携帯の番号に電話 —

母 「なんか入れろって言っててつながらないよ」

オ 「あ、パスワード○○○○を入れてみて」

母 「あ、つながったつながった」

オ 「ところで、明日の10時～11時って家にいる？」

母 「（その時間はいつも店（実家は自営業）にいる事を知ってるのに変な事を聞くなぁ･･･と思いつつ）その時間はいつも通り店だよ。」

オ 「じゃあ明日ちょっと話があるから、10時～11時に携帯に電話するからさ」

母 「話があるなら、今夜帰ってからで良いんじゃないの？帰らないの？」　（母、ちょっとここでおかしいなと思う）

オ 「いや、帰るよ。でも明日電話で話す。」

母 「本当に弟？声が変だけど･･･」（やっぱり怪しいので再確認）

オ 「本当だって。扁桃腺が腫れちゃってこんな声なんだよ。」

 

暫く前にニュースとかでやっていた、最近のオレオレ詐欺の手口ってやつにドンピシャじゃないですか！

母も薄々気がついてはいながらも、「嫌がらせの電話がかかってくる」という事で、そんな嫌がらせが来るようなことを弟が他人にしちゃったのかしら!?と動揺してしまったそうです (´･ω･`;)

う～ん、親心だねぇ･･･ (。-`ω-)

 

うちの弟は仕事の関係で、大抵帰りは夜中2時とか4時とか。

当然のことながら親は寝ている時間なので、同じ家に住んでいるとはいっても生活スタイルが違うので顔を合わせる事がないらしく、いつもならば弟が家に帰って来ても、なかなか話をするタイミングが合わない。

が、この日に限って、夜中にちょっと起きたら、タイミング良く弟が帰宅ｗ

母 「扁桃腺大丈夫？食べやすいようにおかゆと煮魚作っておいたから」

弟 「はぁ？？？」

母 「だって電話番号変わったって電話してきて･･･（以下略）」

かくかくしかじかと一連の出来事を伝えたところ

弟 「それはオレオレ詐欺！すぐに警察に電話した方が良い！」

母 「「でももうこんな時間だし、朝になったら電話するよ。」

弟 「警察は24時間営業！」

 

結局その時は電話せず、朝になって110番。

ではこれから家に行くのでと言われたそうなのですが、店に行かないといけないので、どうせ通り道なので途中で警察署に寄って行くと伝え、5分後に警察署に行ったそうです。

ところが、警察署ではその母からの電話連絡があった事が確認出来ないとして、「本当に電話したんですか？」「いつ頃電話したんですか？」と、逆に不審な目で見られちゃったそうです (￣m￣*）

 

その場では調書を取ったりして、その後店に行って仕事をしていたら、「警察です」と、警察官が登場 (。ﾟωﾟ)

「捜査にご協力お願いします」と、携帯を借りていったそうです。

店の前に止めた車の中では母役をする婦警さんが待機して電話待ち。

 

前日の電話で、弟は別居していないことや、散々母から声がおかしいと指摘されもしたし、母の日常の行動パターンをさっぱり知らないことも露呈したので、さすがに警戒して電話は来ないと思いきや、母に劣らず相手もちょっとヌケているようで、電話かかってきました (￣▽￣)ノ＿彡

 

警察としては、電話で直接対面出来るように説得したかった様ですが、振り込め、振り込めの一点張りで、対面に持ちこむことは出来ず。

最後に、この電話に出ているのは警察官であることを明かしたので、もう電話はかかってこないと思いますけど、また何かあれば･･･と帰っていったそうです。

 

母は、「お父さんが電話に出ていたらひっかからなかったかもねぇ」と言ってましたが、いやいや、父には詐欺にひっかかりかけた前科がある！ｗ

父が受けていたら、今頃「おい、振り込んどいてくれ」ってなってたはずと母娘でよかったよかったと言い合ってました ＾～＾

 

今回の一番の被害者。

それは、具合も悪くないのに、夕食におかゆを食べさせられる羽目になった弟に違いない！と思う優しい姉でありました ψ(｀∇´)ψ

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