保護猫活動をしているという彼女がいる知人経由で、子猫の里親にならないかという話が来た。

我が家では、数年前からそろそろ子猫をお迎えしようと行動に移そうとしていたのだけれど、近所のペットグッズ専門店に定期的に来ていた里親募集の条件がめちゃくちゃ厳しくなっていて断念。ではノアと同じく、里親カフェに行ってみようと話していた矢先にコロナがやってきて、軒並み里親カフェが休業もしくは閉店。これもコロナのせいなのか、人同士の接触が発生する里親募集も数が少なく見付からずでコロナ収束まで保留にせざるを得なかった。そんな保留状態数年目に、知人から里親の話が舞い込んできたのだ。

先住猫のノアとアスランの仲は決して悪くは無かったけれど、良くも無かった。お互いに舐め合う事も無かったし(アスランが一方的にノアを舐めていた)、一緒に団子になって寝ることも無かった。その前のチョロとクッキーは、寝相がシンクロする程に仲が良かったので、またじゃれ合う姿が見たかったんだよね。だから、兄弟猫2匹での引き取りを希望した。

4匹保護した子猫のうち、2匹引き取るという事以外には選択権はもらえず、キジ白と白三毛にしたからと知人から写真を貰った。白三毛って何だ???w

ちなみに、後日病院に初めての予防接種に行った際にカルテに猫の柄を書く際、「白三毛」と書いてみたところ、病院のスタッフに「あぁ、なるほど、白三毛って感じ分かります」と言われたw

 

2022年6月5日、子猫達はやってきた。

いやぁ~、小さいねぇ~、可愛いねぇ~ (≧ω≦)

とりあえず私達が不在時にノアを入れておく部屋にペットシーツを敷き詰めて、猫トイレとご飯も入れて、お馴染み100円ショップの柵で囲ってドアを閉めておく。ノアには超えられない高さのこの柵は、2日目にして子猫には楽々越えられてしまい、早々にお役御免となったけれど ^^;

この部屋には大きなラックに様々なキャンプ用品を収納しているのだけれど、子猫たちはどうやってか最上段まで登っており、最上段の毛布の上でくつろぎ、邪魔な寝袋などを叩き落としと自由にやってくれていた。

おいおい、そこ↓はトイレだよ、お砂場じゃないよw

 

部屋中どこもかしこも遊び場にして楽しんでいる様子にホッコリ。

キジ白(オス)を「サブレ」、白三毛(メス)を「カヌレ」と命名した。

 

数日経っても、なかなか私達には慣れてくれない。保護されてから我が家に来るまで早かったので、人間が怖いのかもしれないなぁ。私達が部屋に入った時に2匹が離れた場所に居ると、必ずサブレがカヌレを呼ぶようにナーンナーンと鳴いて、カヌレがサブレに向かって部屋の中を疾走していた。カヌレの方が女の子なのに侠気がある奴だったw

 

サブレは普通に可愛い見た目。

カヌレは何とも独特な見た目で、なんというかビンボー臭ごほんごほん・・・

ある人が↑の写真を見て、カヌレは「味のある顔」と言っていた。まさにw

 

1週間程この部屋で過ごさせ、柵越しに他の猫と顔を合わせたりして少しずつ慣れさせてから家の中を自由に移動出来るようにした。

 

そしてある日、事件は起こった。