昼食は事前にチェックしておいた陳光記飯店へ。

ここはガチョウのローストが名物のお店。

人気店らしくすぐに売り切れてしまうらしいので楽しみ♪

ガチョウの他には鴨も美味しいらしいけど、ここはやはりガチョウ初体験してみたいもんね O(≧∇≦)O

12時ちょっと前に到着したらまだ多少席は空いていたのですぐに座ることが出来た。

ほんの10分後にはお客さんが並び始めたのでタイミングが良かった。

 

お目当ての黒椒焼鵝飯HK$42(約550円)を注文。

ご飯の上にぶつ切りされたガチョウが乗っかっているものだ。

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左の写真は白っぽく写っちゃってまずそうだが、実際は右の写真で吊るされているようなツヤツヤした濃い色。

中国包丁でぶつ切りにされているだけなので、骨がかなり残っている。

気をつけて食べないと、口の中に骨が刺さる ;-;

北京ダックと同じく、皮がパリパリしていてとっても美味しい。

でもご飯がボソッとしているので、日本のご飯で食べたら最高だろうなぁ。残念っ><ノシ

丸ごと一匹を切り分けられて出されるので、部位によってかなり違うらしく、私が食べた辺りはさほど油が多くない部位だったようで最後まで美味しく食べられたけど、ツレの方に運ばれた部位はかなり油っぽかったそうな (’’

 

参考までにガチョウの字、日本語だと鵞鳥。

中国だと鵝。

「我」と「鳥」の組み合わせは一緒だけど、日本だと上下で、中国だと左右。面白いね ^^

 

日本で食事を頼むと、多少なりとも野菜が入ってきたりしてバランス良いなと思うけど、外国だと非常にシンプル。

黒椒焼鵝飯も、肉、飯、以上!って感じだし。

葉っぱ物が食べたいなとメニューを見て、もう1品注文する。

鴨紅菜(大)HK$20(約260円) ^^p

鴨が好きな菜っ葉とか、そういうものかなぁと想像してたら、

 

やっちゃった・・・!? Σ( ̄ ̄ ̄Д ̄ ̄ ̄lll)

 

小HK$15で、大HK$20だから、2人だしと大を頼んじゃった ^^;

見た目、とんでもないものが運ばれてきた (屮゜Д゜)屮

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この写真も白っぽくてまずそうだけど、きれいに撮れても美味しそうに見えるとは思えないが ーー;

頼んじゃったので責任を取って食べなければならない。

それにしても、いったいぜんたいこりゃ何だ? (´・ω・`;)

生のレバーのような舌触り。でも温かいから生じゃない。

あとでネットで見てみたけれど、「血合い」とか「血を豆腐のように固めたもの」とか、よく分からなかった ^^;

えらいもの頼んじゃったなぁと周りのテーブルを見ると、すぐ後ろの中国人のおじさん3人組のテーブルにも大きいサイズの鴨紅菜が2つ乗っかっていた。

どうやら人気メニュー? (’’

最初は口当たりが慣れなくてちょっと辛かったけど、段々と慣れてきたようでさほど気にならなくなってきた。

味は別にまずいという訳ではないけど、とっても美味しいってものでもない。

「鉄分補給、鉄分補給」と自分に言い聞かせながらがんばった ε=(。・`ω´・。)

朝からモツに悩まされたツレも頑張って手を伸ばしているようだったので、一層頑張って食べたけど、後からよくよく聞いてみたら、ほんの小さい欠片を2-3個食べただけだって (’’

ほぼ私が食べたんじゃん (。・ˇдˇ・。)

完食して後ろのおじさん達を見たら、半分以上残してた Σ(゜゜)

 

お次はデザートというわけで、ちょっと戻って義順牛奶公司へ。

馳名雙皮燉鮮奶(牛乳プリン)HK$16(約210円)を注文。

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温かいのと冷たいのと選べるが、この暑さで温かいなんてとうてい選ぶ気にはなれないので冷たいものを注文。

生姜のミルクプリンが本当は食べてみたかったけど、これは温かいのしかなかったんだよね。

濃厚なミルクの味がして美味しいけれど、思ったよりも舌触りがザラザラしていたのが残念 (、、

 

途中、再度カフェ・エ・タナに寄り道してエッグタルトをお持ち帰りで4個購入し、一路ホテルへ戻る。

ここまでで軽~く1人1リットルは水を飲み、汗だくで歩き回っていたので、一度汗を流して、冷房の効いた部屋で一休みしてから最後の世界遺産に行くことにした。

13時を過ぎていたので、当然のように部屋の清掃は終わっているものとおもっていたのに、手をつけられていなかった (’’

まぁいいけどね・・・

 

1時間弱休憩し、14時過ぎには部屋を出て、ホテル前からタクシーを拾って最後の世界遺産(30)ギア要塞へ向かう。

ギア要塞は他の世界遺産から1つだけ離れた所にあり、マカオで一番標高が高い場所にある為、その標高差分地図上で見る平面的な距離よりも遠い所にある。

歩いて行けないこともないが、14時という暑さのピークの時間でもあるし、ここは大事を取ってタクシーとした。(ホテルからギア要塞までのタクシー代はHK$13)

 

入ってすぐ右の所に小さな入り口がある。

入ってみるとそこは昔使用していた要塞内の坑道の一部を整備して公開している場所らしい。

本当に一部だけなのでその中に展示されている地図から規模を想像するしかないけれど、かなり大規模なもののようだ。

第二次世界大戦の時には、日本軍がマカオに上陸する事に備えて防空壕として使われたという話を聞くと、なんとも複雑な気分になる。

こうして観光というお気楽な目的で訪れることが出来る平和って本当にありがたいものだと改めて思った。

 

標高が高いといっても小さな島の中での話なので大したことは無いが、その分太陽に近いという気分になるせいか、ますます暑く感じる 。:゜(;´∩`;)゜:。

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登りきると灯台と教会があり、その辺りからマカオを一望できる。(↑写真の右上の真ん中辺りの変な形の建物が泊ってるホテル)

灯台内は入れないが、教会の方には入ることが出来て、更に冷房が効いているのでちょっと涼んで体力を回復しよう ^-^

 

予定としては、この後ギア要塞からタクシーを拾って移動する事になっていたが、それまで回ってきた観光地と違って、ここに来る観光客が殆どいなかった orz

仕方がないのでタクシーが拾えそうな、人がいる所まで歩いて降りることにした。

まぁ、ちょっとした楽しみはあるんだけどね ^m^

 

 

F3のマカオグランプリというものがある。

F1でいうモナコのように市街を走るコースだ。

このコースの事を、ギア・サーキットという。

当然町中もそのコースの一部になるものの、普通の町中ではそのコースだという事を意識できるものはあまり見られないが、ギア要塞辺りでは見られるらしい。

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確かにちょっとそれっぽいところが見られた。

黒と黄色のガードレール。ちょっぴり感動 ヾ(*ΦωΦ)ノ

 

坂を下っていくとタクシーが走っている通りに出ることができ、なんとかタクシーを拾うことが出来た。

次に向かうは、マカオ・グランプリ博物館とマカオ・ワイン博物館。

両方同じ建物の中にあり、今年一杯は入館無料らしい。

 

まずはグランプリ博物館の方へ。

F1のドライバーの多くがF3も走っているので、知った名前を見ることが出来る。

一番の見どころはアイルトン・セナのマシンとウェア。

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そっかぁ、これを着ていたのかぁ、これに乗っていたのかぁ・・・

セナ全盛の頃に夜中によくF1を見ていた事を思い出した。

 

↓はシューマッハのマシン。

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続いて隣のワイン博物館へ。

見て楽しいところは殆どない。

入場はここも今年一杯無料だが、HK$10を支払うとワインの試飲もさせてくれる。

ポルトガル人らしきお兄さんのところに行くと6種類のワインから1つ試飲をさせてくれる。

ポルトガル独特のワイン(ヴィーニョ・ヴェルデとかポートワインとか)が試飲できるかと楽しみにしていたのに、普通に赤ワインと白ワインとロゼワイン。

な~んだ、ガッカリ (=_=ミ

 

 

博物館から出て徒歩でホテルへ戻る途中、同じく口コミサイトで見つけた足のマッサージ屋さんが近くにあるのを発見したので寄り道してみる。

仙逸宮足底按摩というそのお店は、口コミではなかなか評判良く、しかも店名の「足底」って文字からして足裏マッサージと思いこんでいた。

まぁ、下手ではなかったけど、あんなに絶賛する程かどうかについては不明。

足裏マッサージというよりも、膝から下のリンパマッサージという感じかなぁ。

料金はHK$98(約1300円)/45分。

それにチップ(マッサージとかでも必要らしい)HK$20。

ツレと一緒に足のマッサージをしてもらったけれど、なぜかこの後2人共余計に足が痛くなった (゜-Å)

 

 

17時頃ホテルに到着し、お昼に買っておいたエッグタルトを食べて休憩しようと思って部屋に戻ったら・・・

【清掃進行中】

のプレートが部屋のドアに引っかかってた (’’

入ってみたら、お掃除今始まったばかりでーす ^0^ノ

って感じで、まさにお掃除進行真っ最中だった (’’;;;

まだまだ終わりそうにないので、部屋での一服は諦めてホテル内のカフェに行くことにした。

 

水晶廊は同じホテル内の粥麺荘の隣にある。

粥麺荘では全く英語が通じなかったから、期待はしない ーー;

が、ここは英語OKだった~ ヽ( ´¬`)ノ

言葉が通じるって嬉しい、コーヒーだけじゃなくケーキまで追加注文してしまった(*’-‘*)

ちゃんとお客さんの方に気を配ってくれているから、手を上げるとすぐに来てくれるし、これだよコレ!

これが普通のサービスってもんだよね O(≧∇≦)O

ここからはカジノの様子がよく見える。

このホテルのカジノはちょっとした舞台が用意されていて、この時はキャットウーマンを更に露出度を高くしたお姉さん3人が舞台で踊っていた。

これとはまた別に有料でステージがあるようで、カジノ内やエレベーター内のモニターで公告されていたステージがある。

【京の舞嬢 ~ Tokyo Night ~】

なんじゃこりゃ? (’’

京だけど東京なのね・・・ ^^;

画面に流れる映像はどう見てもストリップ。

何だったんだろうと今検索してみたら出てきた出てきた。

日本人によるストリップだってさぁ (´`)=3

 

 

予定外のケーキ(マンゴーチーズケーキが美味しかった♪)ですっかりお腹が膨れてしまったが、そろそろ夕食を考えなければならない。

先にお風呂入ったりとかしてお腹を空かせるという手もあるが、夜でも気温も湿気も高いので、お風呂
に入ったらもう外になんか出たくもない。

 

カフェからカジノをずっと見ていたせいか、ちょっとカジノで遊んでみたくなってきた。

マカオの代表的なゲームは大小。

沢木耕太郎もこれにハマってたので、このゲームのルール

だけは覚えてきたんだよね。

サイコロ3個の合計で、大(11~17)か小(4~10)に掛ける。

サイコロ3個がゾロ目だったらディーラーの勝ち。

ただし、ゾロ目や合計数等他の場所に賭けていたら無条件で負けることはない。というのが簡単な説明。

最低HK$100を賭けないといけないので、パチンコさえしない私にとってはかなり勇気のいる金額。

私は大小ではなくて、3個のうちのいずれかの数字が当たれば良いという賭け方法でいってみることにしてみた。

最初は様子見で賭けずに見るだけ。

なぜかこの時は来ると思った数字がピタリピタリと当たった。

こうなると逆に賭けるのが怖くなる。実際に賭け始めたら当たらなくなるというのはままあることで・・・

とりあえずHK$300をもらって、3回だけ挑戦してみることにして実際に賭けてみた。

1回目。アタリ!

2回目。アタリ!

3回目。アタリ!

私が賭けているところは当たっても倍にしかならないので大儲けではないものの、全て当たった (’’;

その後も賭ければ良かったのかもしれないのだけど、相変わらず予想が当たって(でも賭けてないからもらえないw)怖くなって、ツレはHK$100すって戻ってきたので終わりにした。

この時だけのカン働きだったのでもっとやれば良かったかと多少後悔がなきにしもあらずだが、もっと大きい事のために運は取っておくことにした ^~^

 

 

腹ごなしついでに最初にワインショップに行ってみることに。

今回はお土産としてワインを2-3本買って帰りたいと思っているからその下見だ。

百利來というそのお店は1Fが輸入食料品でB1Fがワイン売り場。

お勧めワインとか聞いてみようと思っていたのに、店員は中国系の人だけで、これは聞けないかと諦めてワインを物色する。

お勧め的なコメントとか入っていれば良いのだけれど、特に銘柄とかしか書いてない。

あと書いてあるとすればNEWの一言。

適当に気になるものの名前をチェックして、ホテルに戻ってからネットで調べてみようとラベルの名前をメモっていたら、白人の女性が現れた。

よかった~、この人も英語が通じる (o´д`o)=3

買いたい種類のワイン(ヴィーニョ・ヴェルデとポートワイン)を伝え、それぞれのお勧めを教えてもらう。

この日はこの後食事に行くから、聞くだけ聞いて、メモって店を出た。

 

 

ポルトガル料理を食べようと、セナド広場の方に向かう。

ちっともお腹が空かないので、そのまま路地とかをぶらぶらする。

日が暮れてもよほど遅い時間とかでなければ路地裏とかを歩く事が出来るのはマカオの魅力だ。

香港とか中国本土だったら、場所を間違えるととんでもない危険行為だ ^^;

あまりお腹が空かなかったが、いつまでもぶらぶらしていても仕方ないし、何やら足も痛くなってきたのでお店に向かうことにした。

 

新帆船餐廳は口コミサイトで「どれでも美味しいが量が多い」とされていたポルトガル料理のお店。

ガチョウに引き続き、これまた人生で初であろうポルトガル料理。

楽しみだ ^~^

・・・でもあんまりお腹が空いてないのが問題だけどね (、、

 

まずはヴィーニョ・ヴェルデのハーフボトルを見つけたので注文。

ヴィーニョ・ヴェルデとは「緑のワイン」と呼ばれるもので、種類としては白ワイン。

これもまだ味わったことがなかったので、ハーフボトルなら丁度良い。

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このお店にあったのは、ヴィーニョ・ヴェルデの中でもカジュアルなものとして人気がある銘柄だった。

ちなみに日本でも買える。(しかも1000円くらいで買えちゃう)

スパークリングワインやシャンペンの様に泡は出ないけれど、このワインは微炭酸でピリピリと舌を刺激する。

後味さっぱりで美味しかった ^-^

 

さて、いよいよ料理が運ばれてきた。

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左はパイの器の中にクリームシチューが入っているもの。

奥のパンケーキみたいなものは、分かりやすく味を説明すると、パリパリのえびしんじょといった感じだった。

正しい食べ方かどうかは不明だが、シチューを乗っけて食べると美味しかった。(でも量が多いので飽きたw)

右はカレー。

なぜかハート型にくりぬかれたご飯と一緒に出される。

カレーはどんぶりに入っている。日本でカレーを頼んでご飯と別々に出される量の、優に3倍は入っている ^^;

タイカレーといった味で、モツっぽい肉とジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、トマトが入っていた。

美味しかったけど、くどかった。(原因はまたしてもモツ!?)

以上で、HK$397.10也。(約5200円)

 

 

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ホテルに帰ろうと思ったけれど、足がどんどん痛くなる ;-;

左足も痛いけれど、それ以上に右ふくらはぎが今にもつりそう。

ホテルに帰る前に薬局を探しに行こう!

 

身振り手振りで筋肉痛の薬が欲しい事を伝える。

肩を揉む動作をすると伝わる ^^

出来ればこぼれたりしないようなクリーム状の物が欲しいが、自慢じゃないけど漢字は弱い (’’;

そもそも、書けたとしても「軟膏」で通じるのか?

まぁいい、そこまでは求めまい・・・

おとなしく液状の薬を購入した。

HK$23(約300円)也。

 

 

ホテルに戻ってお風呂に入ることにする。

グランドリスボアはお部屋が、特にお風呂がともかく素晴らしい!

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テレビが寝室だけじゃなく、洗面所とトイレにもある。

お風呂はバスタブ側がジャグジーに出来て、お風呂に入りながらテレビを見られる。(写真右)

バスタブ側は青い色のバスソルトも用意されている。

バスタブには蛇口が2つ付いているが、片方はほんの5mm程の出っ張りが付いているだけなのでなかなか回せない。

なんとか両手を使って回してみたら、バスタブの上の方の石鹸でも置くのかと思っていた平らな場所からお湯が出た。(写真左上)

シャワールーム側は広さは1畳弱というところかな。

折りたたみ式のイスが壁についている。

これは体を洗ったりする時にももちろん使うのだろうけど、このシャワールーム、ミストサウナになるのだ ∑ヾ( ̄0 ̄; )ノ

シャワールームの外にあるコントローラーで設定する。(写真左下)

シャワールームは、普通の手持ちのシャワーもあるが、この他にシャワールームの上から落ちてくるシャワーも楽しめた。

 

お風呂を楽しんだらさっき買った薬を何度も足に塗りたくり、

明日に備えておやすみなさい~ (つ∀-)